諸尊仏龕(枕本尊)しょそんぶつがん
空海が唐から持ち帰ったと伝わる、白檀の小さな仏龕。
- 制作年
- 唐時代(8世紀)
- 所在
- 金剛峯寺(和歌山県高野町) 地図
- 指定
- 国宝
- 技法
- 木造(白檀)
- 寸法
- 高さ 23cm
高さ23cmの白檀材を3つに分け、蝶番でつないだ八角筒形の仏龕(枕本尊)。中央の龕には釈迦如来を中心に11尊、左右の龕には菩薩像を中心に各7尊が精緻な浮彫で表され、中国的な要素が見られる。空海が唐から持ち帰った文物を記した『御請来目録』の「阿闍梨付嘱」の項に「刻白檀佛菩薩金剛等像一龕」とあり、これをこの仏龕に比定する説があって、空海が師の恵果から授かり、恵果も代々授かってきたものである可能性が高いと考えられている。附の銅製厨子の底に文明18年(1486年)の刻銘がある。1964年に国宝指定。
説明文の出どころ:金剛峯寺(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- Public domain
- 撮影
- Murayama Jungo
- 出典
- Koyasan reihōshū - Art treasures of the Koyasan temples (Tokyo: Kokkasha 1909)