ほとけを彫るα版 English

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古い順に並べています。全237点。

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飛鳥9点 うち作者不詳 8点

弥勒菩薩半跏思惟像 弥勒菩薩半跏思惟像 7世紀 広隆寺(京都府京都市) 作者不詳 指を頬に添えて考える。国宝彫刻の第1号。 観音菩薩立像(百済観音) 観音菩薩立像(百済観音) 7世紀前半〜中期 法隆寺(奈良県斑鳩町) 作者不詳 細く長い体と、水瓶を提げた手。木彫の古例。 釈迦三尊像 釈迦三尊像 623年(推古31年) 法隆寺 金堂(奈良県斑鳩町) 鞍作止利 名の残る最も古い作り手の仕事。 菩薩半跏像 菩薩半跏像 7世紀 中宮寺(奈良県斑鳩町) 作者不詳 黒く艶のある肌に、わずかな笑み。 四天王立像 広目天・多聞天 四天王立像 広目天・多聞天 7世紀 法隆寺 金堂(奈良県斑鳩町) 作者不詳 動かない四天王。怒りの相をとらない古い形。
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一光三尊阿弥陀如来像 伝・飛鳥時代 善光寺 本堂(長野県長野市) 作者不詳 住職ですら見ることができない。数え7年に一度開くのは、身代わりの前立本尊。
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救世観音立像 7世紀 法隆寺 夢殿(奈良県斑鳩町) 作者不詳 長く布に巻かれていた秘仏。写真は世に出ていない。
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聖観音像 伝・628年(推古天皇36年) 浅草寺 本堂(東京都台東区) 作者不詳 誰も見たことがない。大きさも姿も、伝えられているだけで確かめられていない。
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銅造観世音菩薩立像(2躯) 692年(壬辰年) 鰐淵寺(島根県出雲市) 作者不詳 台座に692年の銘。出雲の人が造らせたと記す、白鳳仏の基準作。

奈良11点 うち作者不詳 11点

釈迦如来坐像 釈迦如来坐像 8世紀 蟹満寺(京都府木津川市) 作者不詳 2.4メートルの金銅仏。どう作られたか分かっていない。 薬師三尊像 薬師三尊像 7世紀末〜8世紀初(白鳳) 薬師寺 金堂(奈良県奈良市) 作者不詳 藤原京から移されたのか、平城京で作られたのか。明治以来の論争が続いている。 阿修羅立像 阿修羅立像 734年(天平6年)ごろ 興福寺(奈良県奈良市) 作者不詳 三面六臂。眉をひそめた少年の顔で立つ。 不空羂索観音立像 不空羂索観音立像 8世紀 東大寺 法華堂(奈良県奈良市) 作者不詳 3.6メートル。宝冠には銀の小像が付く。 千手観音坐像 千手観音坐像 8世紀 葛井寺(大阪府藤井寺市) 作者不詳 「千手」を数えられる。実際に千本を超える手を持つ。 執金剛神立像 執金剛神立像 8世紀 東大寺 法華堂(奈良県奈良市) 作者不詳 秘仏として閉じられ、彩色がよく残る。 盧舎那仏坐像(奈良の大仏) 盧舎那仏坐像(奈良の大仏) 752年(天平勝宝4年)開眼 東大寺 大仏殿(奈良県奈良市) 作者不詳 頭は江戸、体の多くは鎌倉。天平のまま残るのは一部だけ。 金堂の諸像 金堂の諸像 8世紀 唐招提寺 金堂(奈良県奈良市) 作者不詳 盧舎那仏・薬師如来・千手観音が並び立つ。 四天王立像 持国天 四天王立像 持国天 8世紀 東大寺 戒壇院(奈良県奈良市) 作者不詳 土で造る。眉を寄せて遠くを見る。 鑑真和上坐像 鑑真和上坐像 763年(天平宝字7年)ごろ 唐招提寺 御影堂(奈良県奈良市) 作者不詳 日本最古の肖像彫刻とされる。目を閉じている——肖像としては異例。 十一面観音立像 十一面観音立像 8世紀後半 聖林寺(奈良県桜井市) 作者不詳 もとは大神神社の神宮寺にあった。

平安68点 うち作者不詳 61点

弥勒磨崖仏 弥勒磨崖仏 造立年は不明(奈良時代末期・平安時代前期・平安時代後期の諸説) 笠置寺(京都府笠置町) 作者不詳 像は失われ、いまは光背の窪みだけが残る。 宇智川磨崖碑 宇智川磨崖碑 平安時代前期 宇智川磨崖碑(奈良県五條市) 作者不詳 仏とお経が同じ岩に彫られている。字の方が主役の磨崖。 薬師如来立像 薬師如来立像 8世紀末〜9世紀初 神護寺(京都府京都市) 作者不詳 一木から彫り出す。厚い肉と、険しい顔。 降三世明王立像 降三世明王立像 839年(承和6年) 東寺 講堂(京都府京都市) 作者不詳 空海が構想した立体曼荼羅の一軀。 帝釈天半跏像 帝釈天半跏像 839年(承和6年) 東寺 講堂(京都府京都市) 作者不詳 甲を着け、白象に乗る。 十一面観音立像 十一面観音立像 9世紀 向源寺 渡岸寺観音堂(滋賀県長浜市) 作者不詳 戦火のとき、土に埋めて守られた。 如意輪観音坐像 如意輪観音坐像 平安時代前期(9世紀) 観心寺 金堂(大阪府河内長野市) 作者不詳 年に2日だけ開く。長く秘仏だったので、彩色と文様がよく残る。 釈迦如来坐像 釈迦如来坐像 9世紀 室生寺(奈良県宇陀市) 作者不詳 衣の襞を、波が寄せるように刻む。 十一面観音立像 十一面観音立像 9〜10世紀 法華寺(奈良県奈良市) 作者不詳 光明皇后が開いた尼寺の本尊。 釈迦如来立像 釈迦如来立像 985年(永観3年) 清凉寺(京都府京都市) 作者不詳 中国から渡り、「生身の釈迦」と呼ばれた。 大悲山の石仏 大悲山の石仏 平安時代 大悲山の石仏(福島県南相馬市) 作者不詳 顔は失われ、彩色の痕だけが残っている。千手観音坐像は高さ9メートルで、日本最大級。 地獄谷石窟仏 地獄谷石窟仏 平安時代 地獄谷石窟仏(奈良県奈良市) 作者不詳 岩屋の中なので彩色が残る。聖人窟とも呼ばれる。 春日山石窟仏 春日山石窟仏 平安時代 春日山石窟仏(奈良県奈良市) 作者不詳 佐貫石仏 佐貫石仏 平安時代~鎌倉時代 佐貫石仏(栃木県塩谷郡塩谷町) 作者不詳 良弁僧正坐像 良弁僧正坐像 1018年(寛仁2年) 東大寺 開山堂(奈良県奈良市) 作者不詳 命日の12月16日、この日だけ堂が開く。長く秘仏だったので彩色がよく残る。 薬師如来像(大分元町石仏) 薬師如来像(大分元町石仏) 平安時代後期(11世紀中ごろ) 大分元町石仏(大分県大分市元町) 作者不詳 「岩薬師」と呼ばれる。市街地のすぐ近くの台地の中腹にある。 高瀬石仏 高瀬石仏 平安時代中期〜後期 高瀬石仏(大分県大分市高瀬) 作者不詳 洞窟の中なので彩色がよく残る。髑髏を戴く深沙大将がいる。 阿弥陀如来坐像 阿弥陀如来坐像 1053年(天喜元年) 平等院 鳳凰堂(京都府宇治市) 定朝 寄木造の完成。以後の日本の仏像の作り方を決めた。 十二神将立像 十二神将立像 1064年(康平7年) 広隆寺(京都府京都市) 長勢 仏師として初めて法印に叙された長勢の、確かな事績のひとつ。 阿弥陀如来坐像 阿弥陀如来坐像 11〜12世紀 法界寺(京都府京都市) 作者不詳 定朝様が広まったあとの姿。 狛坂磨崖仏 狛坂磨崖仏 造立年は不明(8世紀後半・白鳳期・平安末などの諸説) 狛坂磨崖仏(滋賀県栗東市) 作者不詳 新羅系渡来人が彫ったという説がある。年代は定まっていない。 和田大仏 和田大仏 平安時代 和田(福島県須賀川市和田字大仏) 作者不詳 横穴墓群と同じ崖に彫られている。 大門仏谷の如来形大磨崖仏 大門仏谷の如来形大磨崖仏 平安時代後期 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 当尾で最も古く、最も大きい。谷を隔てた向かいの岩壁にある。 不動三尊像(犬飼石仏) 不動三尊像(犬飼石仏) 平安時代後期〜鎌倉時代 犬飼石仏(大分県豊後大野市犬飼町田原) 作者不詳 結跏趺坐して両足の裏を見せる不動。朱の痕跡が残る。 弥陀三尊磨崖仏 弥陀三尊磨崖仏 平安〜鎌倉時代 弥谷寺(香川県三豊市三野町) 作者不詳 三尊の両脇に「南無阿弥陀仏」が九行、彫り込まれている。 大日如来像(熊野磨崖仏) 大日如来像(熊野磨崖仏) 平安時代後期 熊野磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳 半身だけを彫り出す。となりに高さ8メートルの不動明王が並ぶ。 緒方宮迫東石仏 緒方宮迫東石仏 平安時代後期 緒方宮迫東石仏(大分県豊後大野市緒方町久土知) 作者不詳 如来を中心に、不動明王と天部、さらに阿形・吽形の仁王が並ぶ。 緒方宮迫西石仏 緒方宮迫西石仏 平安時代後期 緒方宮迫西石仏(大分県豊後大野市緒方町) 作者不詳 三体が並ぶ。東石仏から約500メートル。 菅尾磨崖仏 菅尾磨崖仏 平安時代後期 菅尾磨崖仏(大分県豊後大野市三重町浅瀬) 作者不詳 5体が西を向いて並ぶ。彩色がよく残る。地元では「岩権現」。 大日如来坐像(古園石仏) 大日如来坐像(古園石仏) 平安時代後期 臼杵磨崖仏 古園石仏(大分県臼杵市) 作者不詳 頭が足元に置かれていた時期が長い。1993年に元の位置へ戻された。 ホキ石仏第一群 ホキ石仏第一群 平安時代後期 臼杵磨崖仏 ホキ石仏第一群(大分県臼杵市) 作者不詳 国宝「臼杵磨崖仏」59躯のうちの一群。 ホキ石仏第二群 ホキ石仏第二群 平安時代後期 臼杵磨崖仏 ホキ石仏第二群(大分県臼杵市) 作者不詳 国宝「臼杵磨崖仏」59躯のうちの一群。 山王山石仏 山王山石仏 平安時代後期 臼杵磨崖仏 山王山石仏(大分県臼杵市) 作者不詳 国宝「臼杵磨崖仏」59躯のうちの一群。 蔵王権現立像 蔵王権現立像 1168年(仁安3年) 三仏寺 宝物殿(鳥取県三朝町) 作者不詳 投入堂の本尊。像の中の文書に1168年の年記がある。 大日如来坐像 大日如来坐像 1176年(安元2年) 円成寺(奈良県奈良市) 運慶 運慶の現存最古の作。11か月をひとりで費やした。 瑞巌寺磨崖仏 瑞巌寺磨崖仏 平安時代末期〜室町時代中期 瑞巌寺(大分県玖珠郡九重町松木) 作者不詳 平安末から室町まで、彫り足された時間の幅が大きい。
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薬師如来立像 平安時代 延暦寺 根本中堂(滋賀県大津市) 作者不詳 最澄が自ら彫ったと伝わる。決まった開帳は無く、1988年に開いたことがある。
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千手観音立像 9世紀前半(平安時代初期) 大賀島寺(岡山県瀬戸内市邑久町豊原) 作者不詳 秘仏として伝えられてきた、9世紀前半の千手観音。
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観音菩薩立像 9世紀(平安時代前期) 明王寺(岡山県岡山市東区竹原) 作者不詳 9世紀の一木彫。台座の一部まで本体と同じ木から彫り出していた。
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薬師如来立像 平安時代前期 広隆寺 薬師堂(京都府京都市) 作者不詳 薬師なのに吉祥天のような姿。年に1日、11月22日だけ開く。
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十一面観音菩薩立像 10世紀初期(平安時代前期) 羽賀寺(福井県小浜市) 作者不詳 造立当初の彩色が、ほぼ完全に残っている。
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不動明王・二童子像(3躯) 10世紀(平安時代中期) 勇山寺(岡山県真庭市鹿田) 作者不詳 寺伝は空海作。様式からは10世紀。顔は室町ごろに彫り直されている。
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十一面観音立像 天暦5年(951年)ごろ 六波羅蜜寺(京都府京都市) 作者不詳 12年に一度、辰年にしか開かない。次に見られるのは2036年。
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薬師如来坐像 10世紀中頃〜末(平安時代中期) 餘慶寺(岡山県瀬戸内市邑久町北島) 作者不詳 肩幅の広い、堂々とした像。県で屈指の優作という。
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毘沙門天立像 平安時代 安養寺(岡山県倉敷市) 作者不詳 毘沙門天の寺。楼門の上にも、堂の中にも毘沙門天がいる。
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岩屋寺石仏 平安時代後期 岩屋寺石仏(大分県大分市) 作者不詳
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地蔵菩薩立像 平安時代 高山寺(岡山県井原市高屋町) 作者不詳 1954年の修理で、宝永の大地震と富士山の噴火の記録が見つかった。
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聖観音立像 平安時代(薬師如来像よりやや遅れる) 餘慶寺(岡山県瀬戸内市邑久町北島) 作者不詳 同じ寺の薬師と比べると、やわらいだ姿。
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笠置山虚空蔵磨崖仏 平安時代中期 笠置山虚空蔵磨崖仏(京都府笠置町) 作者不詳
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曲石仏 平安時代末期 曲石仏(大分県大分市) 作者不詳
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鍋山磨崖仏 平安時代 鍋山磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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日石寺磨崖仏 平安時代 日石寺磨崖仏(富山県上市町) 作者不詳
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大谷磨崖仏 平安~鎌倉時代 大谷磨崖仏(栃木県宇都宮市) 作者不詳 凝灰岩で形をとり、細部を塑土で作る。岩と土の両方でできた珍しいつくり。
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達谷窟の岩面大佛 平安時代 達谷窟の岩面大佛(岩手県平泉町) 作者不詳
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薬師如来像 1071年(延久3年) 大蓮寺(京都府京都市) 覚助 覚助の作と推定される数少ない一体。もとは祇園社の本尊だった。
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毘沙門天立像(本殿金堂) 平安時代 鞍馬寺 本殿金堂(京都府京都市) 作者不詳 60年に一度、丙寅の年だけ開く。前には「お前立ち」が常に立っている。
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十一面観音立像 平安時代後期 安養寺(岡山県美作市林野) 作者不詳 寺伝は恵心作。33年に一度開帳されるという。
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十一面観音立像 平安時代後期 浄土寺 本堂(広島県尾道市) 作者不詳 「身代わり観音」と呼ばれる秘仏。本堂の本尊。
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聖観音立像 平安時代後期 法界院(岡山県岡山市北区) 作者不詳 白い顔料の痕が残る。もとは彩色の像だった。
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如意輪観音坐像 平安時代後期 石山寺 本堂(滋賀県大津市) 作者不詳 扉を開けるのは勅使。33年に一度と、天皇が即位した翌年だけ。
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薬師如来坐像 1103年(康和5年) 仁和寺(京都府京都市) 円勢 円勢の現存作は極めて少ない。そのうちの一体。
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聖観音坐像 平安時代末期 丈六寺 観音堂(徳島県徳島市) 作者不詳 丈六の観音。寺の名はこの像から来ている。
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吉祥天立像 12世紀(平安時代後期) 安養寺(岡山県倉敷市浅原) 作者不詳 毘沙門天の妃。同じ寺の毘沙門天と並ぶ。
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千手観音立像 平安時代末期 観音寺 観音堂(長崎県長崎市脇岬町) 作者不詳 「みさきの観音」。長崎県で唯一の、国指定重文の木彫仏。
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不動明王坐像 1155年(久寿2年) 北向山不動院(京都府京都市) 康助 右脚を踏み下げる不動は、平安・鎌倉の彫像にほかに例がない。
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随身立像(2躯) 1162年(応保2年) 高野神社(岡山県津山市二宮) 作者不詳 胸の裏に1162年の墨書。弓を引きしぼる阿形と、弓構えの吽形。
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五大明王像 1167年(仁安2年) 大覚寺 霊宝館(京都府京都市) 明円 運慶たちが写実へ向かう直前。円派の優美な作りが残っている。
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五智如来坐像(5躯) 12世紀末期(平安時代後期) 遍明院(岡山県瀬戸内市牛窓町千手) 作者不詳 五智如来を5躯揃えて立体で表した、数少ない遺例。

鎌倉72点 うち作者不詳 44点

阿弥陀如来坐像 阿弥陀如来坐像 1186年(文治2年) 願成就院(静岡県伊豆の国市) 運慶 北条時政の発願。像内の木札が年と作者を伝える。 不空羂索観音坐像 不空羂索観音坐像 1189年(文治5年) 興福寺 南円堂(奈良県奈良市) 康慶 運慶の父の代表作。慶派はここから始まる。 阿弥陀三尊立像 阿弥陀三尊立像 1195〜1197年(建久6〜8年)ごろ 浄土寺 浄土堂(兵庫県小野市) 快慶 西日を背に受けて立つように据えられている。 維摩居士坐像 維摩居士坐像 1196年(建久7年) 興福寺 東金堂(奈良県奈良市) 定慶 実在の老人のように彫られている。仏でも菩薩でもない、在家の人の像。 八大童子立像 矜羯羅童子 八大童子立像 矜羯羅童子 1197年(建久8年)ごろ 金剛峯寺(和歌山県高野町) 運慶 制多迦童子と対をなし、合掌して立つ。 八大童子立像 制多迦童子 八大童子立像 制多迦童子 1197年(建久8年)ごろ 金剛峯寺(和歌山県高野町) 運慶 八軀のうち、運慶の原作は六軀。 不動明王坐像 不動明王坐像 13世紀初頭 メトロポリタン美術館(アメリカ) 快慶 穏やかな作風の快慶が、忿怒の相を彫る。 地蔵菩薩坐像 地蔵菩薩坐像 鎌倉時代 六波羅蜜寺(京都府京都市) 運慶 銘は無い。作風から運慶作とされ、運慶一族の菩提寺から移されたとの伝承がある。 空也上人立像 空也上人立像 鎌倉時代 六波羅蜜寺(京都府京都市) 康勝 口から六体の小さな阿弥陀が出ている。 弥勒菩薩立像 弥勒菩薩立像 13世紀初頭 ボストン美術館(アメリカ) 快慶 海を渡った快慶。像内から経巻が見つかっている。 僧形八幡神坐像 僧形八幡神坐像 1201年(建仁元年) 東大寺 勧進所八幡殿(奈良県奈良市) 快慶 神を、僧の姿で彫る。 地蔵菩薩立像 地蔵菩薩立像 1202年ごろ メトロポリタン美術館(アメリカ) 快慶 截金と玉眼。手のひらに載るほどの像に、大像と同じ手数をかける。 地蔵菩薩立像 地蔵菩薩立像 1203〜1205年ごろ 東大寺 公慶堂(奈良県奈良市) 快慶 右足の裏に「巧匠法橋快慶」と刻まれている。 金剛力士立像 阿形 金剛力士立像 阿形 共作 1203年(建仁3年) 東大寺 南大門(奈良県奈良市) 運慶 ・ 快慶 ・ 定覚 ・ 湛慶 8メートルを、およそ2か月で。 金剛力士立像 吽形 金剛力士立像 吽形 共作 1203年(建仁3年) 東大寺 南大門(奈良県奈良市) 運慶 ・ 快慶 ・ 定覚 ・ 湛慶 阿形と対をなし、門の左右に立つ。 無著菩薩立像 無著菩薩立像 1212年(建暦2年)ごろ 興福寺 北円堂(奈良県奈良市) 運慶 肖像彫刻として、日本彫刻史上屈指とされる。 龍燈鬼立像 龍燈鬼立像 1215年(建保3年) 興福寺(奈良県奈良市) 康弁 鬼が燈籠を頭に載せて踏ん張っている。龍が体に巻きついている。 天燈鬼立像 天燈鬼立像 鎌倉時代 興福寺(奈良県奈良市) 康弁 こちらは燈籠を肩にかついでいる。対になる龍燈鬼は頭で支える。 十一面観音立像 十一面観音立像 1221年(承久3年) 奈良国立博物館(奈良県奈良市) 善慶 善円の、いちばん古い在銘の作。像の中に経が納められていた。 釈迦如来立像 釈迦如来立像 1249年(建長元年) 西大寺 本堂(奈良県奈良市) 善慶 清凉寺の釈迦を写した像。西大寺の鎌倉復興は、この一派が担った。 不動明王像(普光寺磨崖仏) 不動明王像(普光寺磨崖仏) 鎌倉時代 普光寺(大分県豊後大野市) 作者不詳 岩壁いっぱいに彫られた不動。赤い彩色が残る。 大野寺石仏 大野寺石仏 鎌倉時代 大野寺石仏(奈良県宇陀市) 作者不詳 関の磨崖仏 関の磨崖仏 鎌倉時代 関の磨崖仏(群馬県桐生市新里町) 作者不詳 伝・湛慶坐像 伝・湛慶坐像 鎌倉時代 六波羅蜜寺(京都府京都市) 作者不詳 運慶の子・湛慶の姿とされる像。父と並んで同じ寺に坐している。 伝・運慶坐像 伝・運慶坐像 鎌倉時代 六波羅蜜寺(京都府京都市) 作者不詳 運慶の姿とされる像。ただし「伝」が付く——顔すら確かではない。 阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏) 阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏) 1252年(建長4年)鋳造開始 高徳院(神奈川県鎌倉市) 作者不詳 屋根を三度失い、そのまま外に座っている。 千手観音坐像 千手観音坐像 1254年(建長6年) 蓮華王院 三十三間堂(京都府京都市) 湛慶 湛慶82歳の作。運慶の嫡男が最後に残した本尊。 一鍬地蔵 一鍬地蔵 鎌倉時代中期 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 一鍬で彫り上げたという名。実際は丁寧な半肉彫り。 朝日観音 朝日観音 1265年(文永2年) 柳生街道(奈良県奈良市) 作者不詳 観音と呼ばれているが、彫られているのは弥勒如来。 四天王眷属立像 四天王眷属立像 1267年(文永4年) 東京国立博物館 康円 台座の裏の墨書が、年と作者を伝える。 ミロクの辻弥勒磨崖仏 ミロクの辻弥勒磨崖仏 1274年(文永11年) 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 笠置寺の弥勒を写したもの。原本は焼けて失われ、写しの方が残った。 一願不動 一願不動 鎌倉時代 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 一つだけ願えば叶うという。岩から半分だけ出ている。 首切地蔵 首切地蔵 鎌倉時代 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 物騒な名だが、由来ははっきりしない。 ねむり仏 ねむり仏 鎌倉時代 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 長く土に埋もれていた。掘り出されて今の姿になった。 舘ケ岡磨崖仏 舘ケ岡磨崖仏 鎌倉時代後期 舘ケ岡(福島県須賀川市舘ケ岡向山) 作者不詳 龕を掘り込み、その中に坐す。朱の彩色が残る。 わらい仏(阿弥陀三尊磨崖仏) わらい仏(阿弥陀三尊磨崖仏) 鎌倉時代 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 三体とも笑っている。当尾でいちばん知られた顔。 藪の中三尊磨崖仏 藪の中三尊磨崖仏 鎌倉時代 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 道から外れた藪の中に、三尊が並んで彫られている。 岩船寺三体地蔵磨崖仏 岩船寺三体地蔵磨崖仏 鎌倉時代末期 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 一つの岩に地蔵が三体並ぶ。奈良の三体地蔵とは別のもの。 二十五菩薩(元箱根石仏群) 二十五菩薩(元箱根石仏群) 1293〜1311年(鎌倉時代後期) 元箱根石仏群(神奈川県箱根町) 作者不詳 箱根峠の街道沿いに彫られた。名は二十五だが、実数は26体。 鼻欠地蔵 鼻欠地蔵 鎌倉時代 六浦道(神奈川県横浜市金沢区朝比奈町) 作者不詳 鼻どころか全身が風化した。膝は道路に削られている。 倉野磨崖仏 倉野磨崖仏 鎌倉時代末期 倉野磨崖仏(鹿児島県薩摩川内市樋脇町倉野) 作者不詳 大日如来を表す梵字「オーンク」は、現存する日本最古のもの。 寝仏 寝仏 鎌倉時代 柳生街道(奈良県奈良市) 作者不詳 崩れ落ちて横倒しになった。寝ているように見えるのはそのため。 大森山の磨崖仏 大森山の磨崖仏 鎌倉時代末期(1300年ごろ) 大森山(山形県東根市) 作者不詳 上段に五智如来、下段に六地蔵。左端の一体は彫りかけのまま。 瑠璃不動(浄瑠璃寺奥之院) 瑠璃不動(浄瑠璃寺奥之院) 鎌倉時代 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 土埃に覆われて像が見えなくなっていた時期がある。 新庄磨崖仏 新庄磨崖仏 鎌倉時代 新庄磨崖仏(滋賀県甲賀市) 作者不詳 磨崖仏と石塔が同じ岩に彫られている。 弥勒磨崖仏(和束) 弥勒磨崖仏(和束) 1300年(正安2年) 和束川北岸(京都府相楽郡和束町) 作者不詳 銘に仏滅からの年数が刻まれている。数の少ない例。 日神石仏群(阿弥陀如来坐像) 日神石仏群(阿弥陀如来坐像) 鎌倉時代末期〜室町時代初期 日神石仏群(三重県津市美杉町太郎生) 作者不詳 平家の落人伝説が残る谷の、地元の石で彫った阿弥陀。
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阿弥陀如来及両脇侍像 1196年(建久7年) 保寧寺(埼玉県加須市) 作者不詳 運慶の兄弟弟子・宗慶が1196年に造った、と1983年に分かった。
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毘沙門天立像・不動明王立像 鎌倉時代前期 日応寺(岡山県岡山市北区) 作者不詳 奈良・子島寺から来たと伝える2躯。拝観は書面で申し込む。
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五劫思惟阿弥陀如来坐像 鎌倉時代 東大寺 勧進所阿弥陀堂(奈良県奈良市) 作者不詳 髪が伸びきった姿。長く考え続けた時間を、形にしている。
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聖観音菩薩立像(梵天・帝釈天像) 共作 1201年(正治3年) 滝山寺 宝物殿(愛知県岡崎市) 運慶 ・ 湛慶 頼朝の三回忌に、運慶・湛慶父子が作ったと縁起にいう。
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阿弥陀如来立像 1211年(建暦元年) 東寿院(岡山県瀬戸内市牛窓町千手) 快慶 快慶の基準作。像の中から、開眼の経緯を記す文書が出た。
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釈迦如来坐像 鎌倉時代 大報恩寺 本堂(京都府京都市) 行快 快慶の弟子・行快の作。洛中最古の本堂の、いちばん奥にいる秘仏。
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毘沙門天立像(両脇侍像) 1225年(嘉禄元年)ごろ 雪蹊寺 霊宝殿(高知県高知市) 湛慶 足枘の銘で湛慶の真作と分かった。都から遠い土佐に伝わった経緯は分からない。
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裸形地蔵菩薩立像 1228年(安貞2年)ごろ 伝香寺(奈良県奈良市) 善慶 裸のまま彫り、衣を着せる。
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愛染明王坐像 1247年(宝治2年) 西大寺 愛染堂(奈良県奈良市) 善慶 小像だが、当初の彩色と截金がよく残る。毎年秋に開く。
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福真磨崖仏 鎌倉時代 福真磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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百体磨崖仏 鎌倉時代 百体磨崖仏(茨城県かすみがうら市) 作者不詳
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石山観音石仏 鎌倉時代 石山観音石仏(三重県津市芸濃楠原) 作者不詳
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口戸磨崖仏 鎌倉時代末期~室町時代 口戸磨崖仏(大分県大分市) 作者不詳
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空也上人立像 鎌倉時代 浄土寺 本堂(愛媛県松山市) 作者不詳 空也が滞在した寺に、空也の像がある。
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大迫磨崖大日如来坐像 鎌倉時代後期 大迫磨崖大日如来坐像(大分県豊後大野市) 作者不詳
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千手観音坐像(奥の院本尊) 鎌倉時代 清水寺 奥の院(京都府京都市) 作者不詳 243年ぶりに開いた。作風は快慶に近いが、快慶とは決められていない。
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富川磨崖仏 鎌倉時代 富川磨崖仏(滋賀県大津市) 作者不詳
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当尾の石仏 平安時代~室町時代 当尾の石仏(京都府木津川市) 作者不詳
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釈迦如来立像(清凉寺式) 1258年(正嘉2年) 唐招提寺 礼堂(奈良県奈良市) 作者不詳 清凉寺の釈迦を写した形。像の中の文書で、作られた年が分かる。
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千手観音坐像・両脇侍像(3躯) 13世紀後半(鎌倉時代中期) 三尾寺(岡山県新見市豊永赤馬) 作者不詳 千手観音を中に、左に不動、右に毘沙門天。県の鎌倉仏で特に優美という。
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百体磨崖仏(閑居山) 鎌倉時代 閑居山(茨城県かすみがうら市) 作者不詳 百体観音とも呼ばれる。山の中腹にある。
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天照皇御祖神社の磨崖仏(阿弥陀三尊) 鎌倉時代末期 天照皇御祖神社(秋田県鹿角市八幡平) 作者不詳 中世の磨崖仏では北限とされる。
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東麓石窟仏(薬師三尊・十二神将) 鎌倉時代後期 東麓石窟仏(宮崎県小林市野尻町東麓) 作者不詳 岩窟の中に、薬師三尊と十二神将が揃って彫られている。
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白山道奥磨崖仏 鎌倉時代 白山道の谷奥(神奈川県横浜市金沢区釜利谷南) 作者不詳 顔だけで4メートルあるというが、顔の位置すら分からないほど風化した。
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板彫弘法大師像 1302年(正安4年) 神護寺 大師堂(京都府京都市) 作者不詳 板に彫った肖像。丸彫りではない。11月の前半だけ開く。

室町24点 うち作者不詳 24点

内の倉不動明王磨崖仏 内の倉不動明王磨崖仏 1334年(建武元年) 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 「建武元年」の銘がある。年の分かる一体。 唐臼の壺二尊(からすの壺) 唐臼の壺二尊(からすの壺) 1343年(康永2年) 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 「康永二年三月廿四日願主勝珍」と彫られている。願った人の名が残る。 地蔵菩薩坐像 地蔵菩薩坐像 室町時代・14世紀 東京国立博物館 作者不詳 石に彫られた地蔵。総高50.5cm。 阿対の石仏 阿対の石仏 室町時代 柳生(奈良県奈良市柳生下町) 作者不詳 阿弥陀と地蔵が並ぶ。子授けを願って豆腐を供える習わしがある。 鵜殿石仏群 鵜殿石仏群 南北朝〜室町・戦国時代(14〜16世紀) 鵜殿石仏群(佐賀県唐津市相知町天徳) 作者不詳 60数体。岩壁に並ぶ小さな龕と、彩色の残る等身の像がある。 男神立像 男神立像 室町時代・15世紀 東京国立博物館 作者不詳 冠と袍。仏の姿を借りずに、衣冠の人として彫られている。 善財童子立像 善財童子立像 室町時代・15世紀 東京国立博物館 作者不詳 総高107.6センチ。童子の像としては大きい。玉眼を入れ、彩色が残る。
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釈迦如来坐像 1358年(延文3年) 妙圀寺(岡山県備前市浦伊部) 作者不詳 宋風の濃い像。運慶の末流・康俊の作といわれる。
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長湯線彫磨崖仏 室町時代 長湯線彫磨崖仏(大分県竹田市) 作者不詳 大分の磨崖仏はほとんどが丸彫りか半肉彫り。線彫りは珍しい。
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棲雲寺地蔵菩薩磨崖仏 室町時代 棲雲寺(山梨県甲州市大和町木賊) 作者不詳 標高1000メートルの渓谷の上。裏山の岩場に彫られている。
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棲雲寺文殊菩薩磨崖仏 室町時代 棲雲寺(山梨県甲州市大和町木賊) 作者不詳 地蔵菩薩磨崖仏と対になっている。
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不動明王坐像 1442年(嘉吉2年) 高山寺(岡山県井原市高屋町) 作者不詳 丸のみの痕が各所に残る。墨書で1442年と分かった。
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大門坊磨崖仏 室町時代 大門坊磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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堂ノ迫磨崖仏 室町時代 堂ノ迫磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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十一面観音立像 室町時代 長福寺(岡山県美作市真神) 作者不詳 国指定の十一面観音で3番目に大きい。1925年の火災で大破し、破片を接いだ。
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川中不動 室町時代 川中不動(大分県豊後高田市) 作者不詳
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木津の磨崖仏 室町時代 木津の磨崖仏(兵庫県神戸市西区押部谷町木津) 作者不詳
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元宮磨崖仏 室町時代 元宮磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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中之坊磨崖仏 室町時代 中之坊磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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楢本磨崖仏 室町時代 楢本磨崖仏(大分県宇佐市) 作者不詳
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下市磨崖仏 室町時代 下市磨崖仏(大分県宇佐市) 作者不詳
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城山薬師堂四面石仏 室町時代 城山薬師堂四面石仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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梅ノ木磨崖仏 室町時代 梅ノ木磨崖仏(大分県豊後高田市) 作者不詳
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薬師如来坐像 室町時代 勇山寺(岡山県真庭市鹿田) 作者不詳 体の全面を榧の一木から彫り、後頭部だけ杉を継ぐ。

江戸17点 うち作者不詳 11点

岩本観音 岩本観音 江戸時代 岩本観音(栃木県宇都宮市新里町岩本) 作者不詳 明治に廃寺になった蓮華寺の奥の院跡。大谷石の岩肌に彫られている。 円空仏 円空仏 江戸時代前期 各地の寺社・個人蔵 円空 鉈で彫り出す。一体ごとに顔が違う。 崖の観音(大福寺) 崖の観音(大福寺) 江戸時代 大福寺(千葉県館山市船形) 作者不詳 切り立った山の中腹。観音堂そのものが崖に張り付いている。 仁王像 仁王像 1737年(元文2年) 桃林寺 山門(沖縄県石垣市) 作者不詳 1771年の大津波で流され、海岸に打ち上げられて戻った。 大供磨崖三十三観音 大供磨崖三十三観音 江戸時代 大供磨崖三十三観音(福島県郡山市田村町大供) 作者不詳 同じ郡山に三十三観音がもう一つある。 高田磨崖仏 高田磨崖仏 江戸時代中期 高田磨崖仏(鹿児島県南九州市) 作者不詳 ザクの磨崖三十三観音 ザクの磨崖三十三観音 江戸時代 ザクの磨崖三十三観音(福島県郡山市田村町糠塚) 作者不詳 線彫りなので風化に弱い。すでに消えかけている像がある。 薬師瑠璃光如来坐像(日本寺大仏) 薬師瑠璃光如来坐像(日本寺大仏) 1783年(天明3年) 日本寺(千葉県鋸南町) 大野甚五郎英令 日本最大の磨崖仏。もとは37.7メートルあった。 五智如来坐像 五智如来坐像 1791〜1797年(寛政3〜9年)ごろ 日向国分寺 木喰五智館(宮崎県西都市) 木喰 廃寺になっても、五智如来は地元の人が守った。 不動明王立像 不動明王立像 1805年(文化2年) メトロポリタン美術館(アメリカ) 木喰 像より火焔のほうが大きい。木喰が没する5年前の作。
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聖観音像(円空仏) 1666年(寛文6年) 有珠善光寺(北海道伊達市) 円空 円空が蝦夷地へ渡った年に、有珠の善光寺へ納めた像。
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大岩弘法院磨崖仏 江戸時代以降 大岩弘法院磨崖仏(福岡県香春町) 作者不詳
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鮭立磨崖仏 江戸時代(天明期頃) 鮭立磨崖仏(福島県金山町山入鮭立居平) 作者不詳
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坂下の磨崖仏 享保年間(江戸時代) 西方寺(岐阜県中津川市坂下) 作者不詳 妻の病が治るように、と願った人が勧進して彫らせた。
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釈迦如来像 1778年(安永7年)より前 海傳寺(青森県上北郡六戸町) 木喰 木喰の最初期の像。2014年に木喰仏と分かった。
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岩部山三十三観音 天保年間(1830〜44年) 岩部山三十三観音(山形県南陽市川樋) 作者不詳 凶作で荒れた人心を救おうと、和尚が33体を彫った。
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栗当の不動明王磨崖像 1844年(天保15年) 栗当の不動明王磨崖像(富山県南砺市栗当) 作者不詳 川が渦巻く難所の守りに、道沿いの岩へ刻まれた不動。

近代10点 うち作者不詳 1点

十六羅漢岩 十六羅漢岩 1868年(明治元年) 十六羅漢岩(山形県飽海郡遊佐町) 作者不詳 海に突き出た岩に22体。彫らせた和尚は完成の3年後、傍らの海に身を投じた。 観音菩薩立像 観音菩薩立像 明治時代・19世紀 東京国立博物館 森川杜園 白檀に彫る。総高13cm。 阿弥陀如来像(清水磨崖仏) 阿弥陀如来像(清水磨崖仏) 1895年(明治28年) 清水磨崖仏(鹿児島県南九州市川辺町) 木原三之助 1895年の作。彫ったのは地元の石工で、僧は注文主だった。 三宝荒神立像(伝金剛夜叉明王) 三宝荒神立像(伝金剛夜叉明王) 明治時代・19~20世紀 東京国立博物館 高村光雲 近代を代表する彫刻家の、仏師としての顔。 観音菩薩立像 観音菩薩立像 1925年(大正14年) 東京国立博物館 加納鉄哉 鉄哉81歳、最晩年の作。 龍頭観音像 龍頭観音像 昭和時代・20世紀 東京国立博物館 佐藤朝山 法隆寺の救世観音を手本に、龍と取り合わせる。
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伎芸天立像 1893年(明治26年) 東京藝術大学大学美術館(東京都台東区) 竹内久一 シカゴ万博に出したが、木彫は「工芸品」として扱われ、正当に評価されなかった。
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浮彫観音菩薩像 1893年(明治26年) 所在は分かっていない 石川光明 シカゴ万博で優等賞。丸彫りではなく、板から浮かせて彫っている。
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聖徳太子童形御像 1913年(大正2年) 現存しない(1923年の関東大震災で焼失) 石川光明 病床で彫った最後の作。10年後、関東大震災で焼けた。
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転生 大正時代 東京藝術大学(東京都台東区) 平櫛田中 鬼が人を吐き出している。生まれ変わりという主題を、鬼の形で彫った。

現代7点 うち作者不詳 4点

鷹取山磨崖仏 鷹取山磨崖仏 昭和時代 鷹取山(神奈川県横須賀市) 作者不詳 石切場の跡に彫られた。岩肌が垂直なのは、人が切り出したから。 百尺観音(日本寺) 百尺観音(日本寺) 1966年 日本寺(千葉県鋸南町) 作者不詳 6年かけて彫られた。同じ寺の大仏は江戸時代のもの。 百尺観音 百尺観音 昭和時代 百尺観音(福島県相馬市日下石) 作者不詳 宗教法人でも行政でもなく、民間の手で彫られ、民間が守っている。 観世音菩薩像 観世音菩薩像 2025年 the life standard(東京都港区麻布十番) 長谷川 琢士 一枚の板に、鉈彫りの畝を残したまま彫る。麻布十番で誰でも見られる。
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平和観音(大谷) 1948〜1954年(昭和23〜29年) 平和観音(栃木県宇都宮市大谷町) 作者不詳 戦死者を悼んで、採石場跡の岩壁に6年かけて手彫りした。
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大聖不動明王 昭和時代 所在は分かっていない 澤田政廣 木彫で仏教の主題を彫り続けた、その代表作の一つ。
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五大明王像(五大堂本尊) 1975年 大覚寺 五大堂(京都府京都市) 松久朋琳 1975年の作。平安の五大明王が霊宝館へ移ったあと、その場所に据えられた。

造立年代の記録が無いもの19点

出どころにあたる資料に記載が無いものです。調べていないのではなく、分かっていません。

毘沙門天立像(霊宝殿) 毘沙門天立像(霊宝殿) 鞍馬寺 霊宝殿(京都府京都市) 作者不詳 鞍馬寺の本尊はこちらだったとする説がある。 吉祥天立像 吉祥天立像 鞍馬寺 霊宝殿(京都府京都市) 作者不詳 毘沙門天の脇に立つ。三尊で一つの国宝。 穴薬師 穴薬師 造立年の記録なし 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 岩の穴の中に坐す。かつて耳の病に霊験があるとされた。 大門石仏 大門石仏 造立年の記録なし 当尾(京都府木津川市) 作者不詳 岩をそのまま残して、正面だけを彫り出している。 疱瘡地蔵 疱瘡地蔵 造立年の記録なし 柳生街道(奈良県奈良市柳生町) 作者不詳 右下に徳政の碑文が刻まれている。造立年そのものは分かっていない。 三体地蔵 三体地蔵 造立年の記録なし 柳生街道 滝坂の道(奈良県奈良市) 作者不詳 岩肌に三体が並ぶ。滝坂地蔵のうちの一群。 滝坂地蔵 滝坂地蔵 造立年の記録なし 柳生街道 滝坂の道(奈良県奈良市) 作者不詳 五尺の地蔵。滝坂の道に点在する石仏のひとつ。 夕日観音 夕日観音 造立年の記録なし 柳生街道(奈良県奈良市春日野町) 作者不詳 弥勒菩薩とも如来とも言われ、何を彫ったのかも定まっていない。
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毘沙門天立像(本尊) 朝護孫子寺(奈良県生駒郡平群町) 作者不詳 奥の秘仏は、12年に一度の寅年にだけ開く。
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重源上人坐像 阿弥陀寺(山口県防府市) 作者不詳 東大寺を再建した重源が、木を伐り出した周防に建てた寺の像。
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不動明王立像(水引不動) 長寿寺 本堂(熊本県熊本市南区富合町木原) 作者不詳 普段は厨子の中。毎月28日の縁日にだけ開く。
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岩戸山十三仏 岩戸山十三仏(滋賀県近江八幡市安土町内野) 作者不詳 聖徳太子が自分の爪で刻んだ、と伝える山頂の巨岩。
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十一面観音立像(3躯) 長谷寺(新潟県佐渡市) 作者不詳 奈良の長谷寺を模した佐渡の寺。世阿弥ゆかりの地でもある。
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十一面観音立像(小観音) 東大寺 二月堂(奈良県奈良市) 作者不詳 納められた厨子には、そもそも扉がない。
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十一面観音立像(大観音) 東大寺 二月堂(奈良県奈良市) 作者不詳 修二会を務める練行衆さえ、見ることを許されない。
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十六羅漢像 天徳寺(秋田県秋田市) 作者不詳 毎年8月17日・18日、虫干しを兼ねて寺宝が公開される。
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千手観音立像(本堂本尊) 清水寺 本堂(京都府京都市) 作者不詳 33年に一度。写真も公表されていない。
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千手観世音菩薩像 那谷寺(石川県小松市) 作者不詳 33年に一度しか開かない秘仏。次は2050年。
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薬師如来坐像 双林寺(宮城県栗原市) 作者不詳 「杉薬師」。奈良時代創建と伝える寺の薬師。