大悲山の石仏だいひざんのせきぶつ
顔は失われ、彩色の痕だけが残っている。千手観音坐像は高さ9メートルで、日本最大級。
- 制作年
- 平安時代
- 所在
- 大悲山の石仏(福島県南相馬市) 地図
- 技法
- 石造(磨崖)
- 寸法
- 観音堂の千手観音坐像は高さ9メートル
福島県南相馬市小高区にある石仏群の総称。観音堂石仏・薬師堂石仏・阿弥陀堂石仏からなり、尊格は一つに定まらないため、ここでは尊格の欄を空けてある。1930年に「薬師堂石仏 附 阿弥陀堂石仏」として国の史跡に指定された。観音堂の千手観音坐像は高さ9メートルと日本最大級だが、保存状態は良くない。写真は最も残りの良い薬師堂石仏で、凝灰質砂岩をくり抜いた空間に如来と菩薩が浮彫りされている。顔はすでに失われ、衣の彩色の痕だけが残る。2011年の東日本大震災で千手観音の覆屋が倒壊し、2016年に修復された。地元では大谷磨崖仏・臼杵磨崖仏とともに「日本三大磨崖仏」に数えている。作者は分かっていない。
説明文の出どころ:大悲山の石仏(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)