十大弟子立像 富楼那じゅうだいでしりゅうぞう ふるな
釈迦の十人の弟子。六人が残り、一人ずつ顔が違う。
- 制作年
- 734年(天平6年)ごろ
- 所在
- 興福寺(奈良県奈良市) 地図
- 指定
- 国宝
- 技法
- 脱活乾漆造
- 寸法
- 像高 148.7cm
興福寺の十大弟子像は、天平6年(734年)に光明皇后が建てた西金堂の、釈迦を囲む群像の一部だった。八部衆像と同じ脱活乾漆造。もとは十体で、明治期に四体が寺の外へ出て、いま興福寺に残るのは富楼那・迦旃延・羅睺羅・舎利弗・目犍連・須菩提の六体。いずれも法衣の上に袈裟を着けて立つが、衣の種類や着け方、衣文の表し方に変化があり、顔も一体ずつ年齢と表情を彫り分けて、それぞれの人物を表している。富楼那は説法第一とされる弟子で、筒袖と広袖の両方の衣を着ている。像名は必ずしも当初のものとは限らず、目を閉じた羅睺羅像は本来は盲目の阿那律だった可能性がある。
説明文の出どころ:興福寺の仏像(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- Public domain
- 撮影
- 今泉篤男 et al.
- 出典
- Nihon no Chokoku 4 - Tenpyō Jidai (Bijutsu Shuppansha 1952)