義淵僧正坐像ぎえんそうじょうざぞう
目尻が垂れ、皺が多く、あばらが浮き出る。良弁と行基の師。
- 制作年
- 8世紀
- 所在
- 岡寺(奈良県高市郡明日香村) 地図
- 指定
- 国宝
- 技法
- 木心乾漆造
岡寺を開いた義淵僧正の肖像で、奈良時代の木心乾漆像。目尻が垂れ下がり皺の多い独特の容貌と、あばらの浮き出た胸板を写実的に表す。義淵は日本の法相宗の祖で、門下には東大寺の創建に関わった良弁や行基がいた。『東大寺要録』などによれば、岡寺は27歳で早世した草壁皇子の岡宮の跡に義淵が堂舎を建てたのが始まりで、義淵がこの地の民を苦しめた悪龍を池に封じて石で蓋をしたことから「日本最初のやくよけ霊場」とされる。像は奈良国立博物館に寄託されている。
説明文の出どころ:岡寺(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- Public domain
- 撮影
- Unknown authorUnknown author
- 出典
- 奈良帝室博物館『仏像彫刻案内』奈良帝室博物館、1940年12月25日