伎楽面(法隆寺献納宝物)ぎがくめん
頭からすっぽり被る、仮面劇の面。31面のうち半数は7世紀に遡る。
- 制作年
- 7世紀(飛鳥時代)〜8世紀
- 所在
- 東京国立博物館 法隆寺宝物館(東京都台東区) 地図
- 指定
- 国宝
- 技法
- 木造(楠)・乾漆造
伎楽は呉から日本へ伝えられた仮面舞踊劇で、滑稽な所作を伴う無言劇だった。面は能面のように顔を覆うだけでなく頭からすっぽり被るもので、この特徴からギリシア悲劇の仮面との共通性が指摘されている。飛鳥・奈良時代の伎楽面は正倉院に171面、東大寺に30面、東京国立博物館法隆寺宝物館に31面(木造28・乾漆造3)が残り、法隆寺宝物館の31面は半数以上が7世紀に遡ると思われる。1878年(明治11年)に法隆寺から皇室へ献納されたもので、時代や技法の異なるものが混在する。木彫は飛鳥時代のものがおおむね楠、奈良時代のものが桐で作られている。写真は金剛と呉女。
説明文の出どころ:伎楽面(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
ほかの角度1枚
