十一面観音立像じゅういちめんかんのんりゅうぞう
「室生寺様」と呼ばれる作風。金堂の左端から、2020年に宝物殿へ。
- 制作年
- 平安時代前期(9世紀)
- 所在
- 室生寺 寶物殿(奈良県宇陀市) 地図
- 指定
- 国宝
- 技法
- 木造(榧の一木造)
- 寸法
- 像高 195.1cm
平安時代前期の作で、榧の一木造。板光背は後補。金堂内陣の向かって左端に安置されていたが、2020年に寶物殿に移された。本尊の釈迦如来像とともに「室生寺様」と称される特有の作風を示す。金堂は平安時代初期の山寺の仏堂として国内唯一のもので、かつては須弥壇に十一面観音・文殊・釈迦・薬師・地蔵の5体を横一列に安置し、その手前に十二神将が立っていた。須弥壇の柱間が3間であることから当初の安置仏は3体と推定され、釈迦と十一面観音が9世紀、ほかの3体は10世紀ごろの作と見られる。
説明文の出どころ:室生寺(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- Public domain
- 撮影
- Domon Ken / Kitagawa Momoo / Miller, Roy Andrew
- 出典
- The Muro-ji, an eighth century Japanese temple: its art and history (Tokyo: Biju