十二神将立像(東金堂)じゅうにしんしょうりゅうぞう
薬師如来を守る十二の夜叉。剣を振り上げる伐折羅と、ひょうきんな毘羯羅。
- 制作年
- 1207年(建永2年)ごろ
- 所在
- 興福寺 東金堂(奈良県奈良市) 地図
- 指定
- 国宝
- 技法
- 木造(檜の寄木造)
- 寸法
- 像高 113.0〜126.3cm
東金堂の須弥壇上に立つ一具の十二神将。『薬師如来本願経』に説かれる、薬師如来とその信仰者を守る12体の夜叉である。鎌倉時代の作で檜の寄木造。波夷羅像の右足枘に「建永二年四月廿九日菜色了」と墨書があり、建永2年(1207年)に彩色を終えたことが分かる。眼は玉眼を使わず彫眼だが、摩虎羅像と毘羯羅像は瞳に漆塗りの玉を嵌める。作者は慶派の仏師と見られるが、截金文様を多用するものと彩色文様を主とするものがあるなど作風にばらつきがあり、複数の仏師による制作と考えられている。東金堂の維摩居士像の作者・定慶が参加した可能性もある。上体を前に傾け、振り上げた右手の剣で仏敵にとどめを刺すかのような伐折羅像や、ひょうきんな表情の毘羯羅像が高く評価されている。
説明文の出どころ:興福寺の仏像(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- Public domain
- 撮影
- Imperial Japanese Commission to the Panama-Pacific Internati
- 出典
- Japanese Temples and their Treasures (The Shimbi Shoin 1915)
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