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栗当の不動明王磨崖像くりとうのふどうみょうおうまがいぞう
川が渦巻く難所の守りに、道沿いの岩へ刻まれた不動。
- 制作年
- 1844年(天保15年)
- 所在
- 栗当の不動明王磨崖像(富山県南砺市栗当) 地図
- 指定
- 南砺市指定文化財
- 技法
- 石造(磨崖)
富山・南砺市栗当にある磨崖仏。井波町と利賀谷をつなぐ道沿いに刻まれたもので、小牧ダムの建設以前、栗当村の庄川と利賀川が合流する一帯は河川が渦巻く難所だった。地元の伝承では、渦巻く深淵に雌雄の竜が棲むといい、不動明王像は利賀川筋往還の守護を不動明王の霊威に託して刻まれたと考えられている。像には「天保十五年甲辰(1844年)四月 越中住人森准作」の造像銘があり、江戸時代後半の作ながら、古くからの歴史と信仰を背景に持つものと評される。1970年(昭和45年)に利賀村の文化財に指定され、南砺市への合併後も市の指定文化財。銘に彫り手の名(森准)があるが、この器には仏師として立てていない。
説明文の出どころ:栗当の不動明王磨崖像(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)