ほとけを彫るα版 English
文殊菩薩坐像

文殊菩薩坐像もんじゅぼさつざぞう

作者不詳

維摩と向かい合う文殊。甲の胸当てに人の顔がある。

制作年
鎌倉時代
所在
興福寺 東金堂(奈良県奈良市) 地図
指定
国宝
技法
木造(檜の寄木造・玉眼)
寸法
像高 93.9cm

東金堂本尊薬師如来の左、維摩居士像と対になる位置に坐る。檜の寄木造で玉眼を嵌め、肉身の金泥は後補。獅子が支える蓮華座に安座の形で坐し、両手は持ち物を執る構えだが持ち物は失われている。甲を着けた上に衣をまとい、頭上に経箱を載せ、甲の胸当てに人面を表すなど特異な図像で、宋画の影響が感じられる。銘記はないが、対になる維摩像と同じく定慶の作と推定されている。両像は『維摩経』が説く維摩と文殊の問答の場面を形にしたもので、興福寺の法会・維摩会の本尊として造られた。文殊の台座が円形、維摩の台座が方形なのは、一対としての対照を意識したものである。

説明文の出どころ:興福寺の仏像(Wikipedia・CC BY-SA 4.0

写真について

ライセンス
CC BY-SA 3.0
撮影
Bamse
出典
Own work

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