ほとけを彫るα版 English
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六観音菩薩像・地蔵菩薩立像ろくかんのんぼさつぞう

作者不詳

六道の衆生を救う六体が一具そろって残る。肥後定慶の作。

制作年
1224年(貞応3年)
所在
大報恩寺 霊宝殿(京都府京都市) 地図
指定
国宝
技法
木造(素地)
寸法
像高 立像173.4〜180.4cm/如意輪観音96.1cm

六道輪廻の思想と観音信仰が日本で結びついた六観音——聖観音(地獄道)・千手観音(餓鬼道)・馬頭観音(畜生道)・十一面観音(阿修羅道)・准胝観音(人道)・如意輪観音(天道)——の6体一具が完存する。彩色も漆箔も施さない素地仕上げで、6体すべての胎内に各像ゆかりの経巻が納められていた。北野経王堂に伝来したもので、准胝観音像内の墨書銘から貞応3年(1224年)に造仏師・肥後別当定慶(肥後定慶)が作ったことが分かる。肥後定慶は宋風の強い作風で、准胝観音の生身の人間を思わせる面相、複雑な髪形と衣文にその特色が表れる。一方、十一面・聖観音は奈良末〜平安初期の様式と共通し、手本となる古像があったと見られる。2024年8月27日、重要文化財だった六観音に地蔵菩薩立像を加えて国宝に指定された。

説明文の出どころ:大報恩寺(Wikipedia・CC BY-SA 4.0

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