ほとけを彫るα版 English
塔本塑像(五重塔) 文殊菩薩坐像

塔本塑像(五重塔) 文殊菩薩坐像とうほんそぞう もんじゅぼさつざぞう

作者不詳

塔の初層に土で築いた山と岩窟。四つの面に90体を超える塑像が並ぶ。

制作年
711年(和銅4年)
所在
法隆寺 五重塔(奈良県斑鳩町) 地図
指定
国宝
技法
塑造

五重塔の初層の内部には多数の塑像が安置され、「塑造塔本四面具」として国宝に指定されている。天平19年(747年)の『資財帳』に和銅4年(711年)に造ったと記され、古代の塔の初層に塑像群を置く例は他の寺にもあったが、現存するのは法隆寺だけである。心柱と四天柱を覆い隠すように塑土を盛って山岳と岩窟のような壁を築き、東西南北の4面に仏教説話の場面を構成する。北面が釈迦の涅槃、西面が舎利の分与、南面が弥勒の浄土、東面が『維摩経』に説く維摩居士と文殊菩薩の問答で、後補を除く80点(78躯2基)が国宝。北面では釈迦の脈を取る医師の耆婆や、胸を叩き天を仰いで泣く羅漢たちが激しく悲しみを表す。拝観は金網越しに遠くからとなる。写真は東面の文殊菩薩坐像。

説明文の出どころ:法隆寺の仏像(Wikipedia・CC BY-SA 4.0

写真について

ライセンス
Public domain
撮影
Ogawa Seiyō
出典
『小川晴暘と奈良飛鳥園のあゆみ : 小川光三・金井杜道・若松保広 : 写真展 : 平城遷都1300年記念-特別展-小川晴暘没後50年』(飛鳥園・奈良県万葉文化振

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