ほとけを彫るα版 English
大日如来坐像

大日如来坐像だいにちにょらいざぞう

運慶

運慶の現存最古の作。11か月をひとりで費やした。

制作年
1176年(安元2年)
所在
円成寺(奈良県奈良市) 地図
指定
国宝

運慶の真作として確認できる最初の作品。台座蓮肉天板の裏に運慶自署とみられる墨書銘があり、本像に11か月をかけたことが分かる。当時の標準的な制作期間は約3か月とされ、他の仏師の助力を得ず独力で仕上げたと考えられている。仏像を作った仏師自身が名を記した現存最古の例で、この銘文が大正10年(1921年)に発見されたことが、近代的な運慶研究の端緒となった。智拳印を結ぶ手の位置が一般的な大日如来像よりかなり高く、条帛をわざわざ別材で接ぎ合わせるなど、現実に近い造形が試みられている。

説明文の出どころ:運慶(Wikipedia・CC BY-SA 4.0

写真について

ライセンス
Public domain
撮影
奈良帝室博物館(1933年)
出典
1933年 奈良帝室博物館『日本彫刻』所収

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