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弥勒仏坐像みろくぶつざぞう
空海の母が信仰した弥勒。扉が開くのは21年に一度。
- 制作年
- 892年(寛平4年)
- 所在
- 慈尊院(和歌山県伊都郡九度山町) 地図
- 指定
- 国宝
- 技法
- 木造
- 寸法
- 像高 91cm
慈尊院は空海が高野山の表玄関として創建した政所で、高齢になった空海の母は女人禁制の山に登れず、この政所に滞在して本尊の弥勒仏を篤く信仰した。空海は月に9度は山道を下って母を訪ねたといい、それが「九度山」の地名になったと伝える。像は如来形の弥勒で、施無畏印と与願印を結ぶ。下ぶくれの頭部、重々しい顔、量感のある体躯、大ぶりの翻波式衣文に平安時代初期の特色が表れ、裳先に寛平4年(892年)の墨書があって、在銘の少ない平安前期彫刻の基準作とされる。厳重な秘仏だったため学術調査は戦後で、光背も台座も当初のものが残る。開扉は空海の命日の21日にちなんで21年に一度。
説明文の出どころ:慈尊院(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
拝観
普段は見ることができません。開くのは次の日だけです。
- 秘仏。開扉は21年に一度とされる(空海の命日が21日であることにちなむ)出どころ:Wikipedia
日程は変わります。訪ねる前に必ず寺社の公式の案内で確かめてください。